留学生教育学会（JAISE）は、韓国国際教育者協会（KAIE: Korean Association of International Educators）とのジョイントセミナーを実施しました
JAISEとKAIEはこれまで、会員の相互訪問を実施し、国際教育交流に携わる者同士の課題共有や意見交換を積み重ねてきました。
本年度はJAISEがホストとしてKAIEの会員８人を兵庫県に招き、2024年１月31日と２月１日の２日間、ジョイントセミナーに加え、学校見学も行いました。
関西国際大学（兵庫県三木市）で開催されたジョイントセミナーでは、韓国高等教育情報センター（KARIC）センター長のパク・ミナ氏とNIC-Japanセンター シニアアドバイザーの堀田泰司氏による基調講演が行われ、外国で附与された学位等の資格の評定・承認に関する話題提供がありました。
続く総合パネルディスカッションでは、両学会の会員による本件を巡るパネルディスカッションが行われ、その後のプレゼンテーションでは、両国の大学における国際化の現状や戦略・取組等が共有されました。
また、学校見学では、韓国を含む多くの国から留学生を受け入れている専門学校エール学園（大阪府大阪市）と辻調理師専門学校（同市）を訪問し、両校の教育システムや留学生の受入れについて説明を受けました。
両学会の会員は、両校の意欲的な取組を興味深く見学していました。
本セミナーを通じ、両学会は国際教育交流を取り巻く共通の課題とその解決法を共有するのと共に、更なる学術交流と友好親善を深め、有意義なセミナーになりました。
